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こそこそ好きなものについてかくだけ。

それはささやかな恋のはじまり 三浦綾人 (CV.櫻井真人)

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それはささやかな恋のはじまり 三浦綾人 (CV.櫻井真人)

 

トラックリスト

  1. ささやかな出来事
  2. 器用な指先
  3. 過去と現在
  4. 恋のはじまり
  5. stay night
  6. 信じてる
  7. stay night again
  8. 最後のラテ

アニメイト限定盤「ドレスを脱がせないで」

ステラワース限定盤「指先に悪戯」

 

▼三浦綾人

173cm、23歳。バーベキュー会場の隅っこで出会い、あなたを助けてくれた青年。カフェ店員として働いているが、前はヘアメイクの仕事をしていた。手先が器用でラテアートが得意。

 

▼特設サイト

それはささやかな恋のはじまり|APRICOT LABEL

 

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「なんだ、誰もいないかと思ったんだけど。」

先輩に騙されてバーベキュー合コンにきた綾人くんとの初めての出会い。綾人くんちょっと不機嫌です。少々事情があって会場から離れていた主人公に、気だるそうに話しかけます。

主人公の事情っていうのは、主人公の頭の一部が薄くて、それを隠すためにしていた髪留めが壊れてしまった、とのことでした。 綾人くんはそれに気付き、なんとかしてくれようとします。だんだん打ち解けていく2人。綾人くんの"ペンちゃん"というぬいぐるみと主人公が似ているらしく、ついつい親近感が湧いて初対面なのに「お前」って言っちゃう綾人くん。

結局、髪の毛は綾人くんの大きなハンカチをターバン代わりにして解決。主人公は自分で巻こうとするけど、ハチマキみたいになってしまって、「昔こういうお仕事をしていた」という綾人くんにやってもらうのでした。お互いに名前を教え合って別れます。

 

後日、主人公は綾人くんが勤めているカフェにやってきます。ハンカチを貸してくれたお礼に、タオルとペンギンのキーホルダーをプレゼント。カフェのメニューでラテを勧められて注文する主人公。ラテアート付きとのことで、ウサギ、クマ、お花から選べるとのことですが、迷ってしまいます。「じゃあ、おまかせでいい?俺の好きなものにするけど。」と、綾人くんが描いてきてくれたのは、ペンギンのラテアートでした。

「お前のだけ、特別な。」

 

主人公は「美容院に行きたいけど、薄いところが気になる」と相談します。すると、綾人くんがお店の裏で髪を切ることを提案してくれます。切ってる間も緊張している綾人くん。切り揃えるだけだったけど、ちょっとした提案ですごくいい感じになったようです。

「半年間、誰の髪も触っていない。ヘアメイクの仕事を辞めた時に、もう誰の髪の毛も触らないって決めたんだ。」

もうヘアメイクのお仕事をするつもりはないとのこと。でもちょっと未練が伺えます。主人公が、髪を切ってくれたお礼がしたいというと、「付き合ってほしいところがある」と気まずそうに言うのでした。

 

綾人くんが付き合ってほしいと言ったところは、レディースブランドのショーでした。主人公の当日のヘアメイクは綾人くんがしてくれた様子。「お前は可愛いよ、でも俺からしたらまだまだ。」といわれて、ペンギンキーホルダーをひっぱる主人公。綾人くん、ちゃんと付けて大事にしてくれてるみたいです。

そこへ、綾人のヘアメイク友達が話しかけてきます。余った指定席のチケットを譲ってくれました。友達は綾人に「お前の腕はみんな認めてる。こっちの世界に戻ってこい。」と言いますが、何やら事情があるみたいで「戻る気はない」と、さっきまでとは違い、返答の暗い綾人くん。友達は電話がかかってきたので、行ってしまいました。

いよいよショーがスタートします。昔の思い出を語りながら、しばらくすると、とあるモデルが出てきたところで、綾人くんが動揺し始めます。「ごめん... 気分わりぃ....」そんな綾人くんの手を主人公は優しく握ってあげます。「ちょっと落ち着いた」と言いますが、結局会場を離れることになりました。

 

外に出たところで、綾人くんが美容師を辞めた事情を話してくれます。さっき登場したトップモデルの髪を切っている最中に動かれてしまって、顔に傷をつけてしまったとのことでした。それがきっかけで、はさみが持てなくなったようです。でも主人公に対してだけは大丈夫だったと話してくれます。

暗い顔の綾人くんに、ペンギンの顔真似をして笑わせてくれようとする主人公。それをみた綾人くんは、気持ちが高ぶって、思わず主人公を抱きしめてしまいます。

「バカだな...すごくバカで...かわいい...好き......」

ここで我に返りバッと主人公を離します。慌てて、今の無し!と言いますが「無しじゃない!俺、お前の事好き。付き合ってくれない....?」と言います。主人公のお返事はもちろんOK。仲良く手を繋いで初デートへ。

 

主人公が綾人くんのお家に行く日がきました。夕飯の食材と一緒に、お家に遊びに行っても不便のないよう2人でタオルやらなにやら、いろいろ買い込んでいます。タオルはあげたやつがあるから、と主人公はいいますが、綾人くんは「あれは俺専用、俺しか使っちゃダメ。」と、ラブラブです。また、歩いている時に来月オープンの美容院のお店を見つけ、綾人くんは気になっているみたいでした。

綾人くんの家で2人で仲良く料理。美味しいものができたみたいです。「片付けは俺がやる」と優しい綾人くん。主人公のおばあちゃんが綾人くんに会いたがっているようで、今度会いに行くことになりました。お風呂が沸いた音がして、主人公が先にお風呂に入ることになりました。

 

「....寒くない....?」

ここからいきなりの甘トラック15分。もちろんですが、綾人くんが主人公を大事に大事に扱ってくれました。 苦しい?平気?とだいぶ気遣ってくれます。結構耳元にいて、密着してる時間長かったです。櫻井さんの上っていくまでの演技バランスがよくて素敵でした。「バーカ。俺が気持ちいいかなんて、お前が気にする必要ないんだよ。」というセリフがよかったです。終わった後も身体辛くない?と終始優しく、ちょっとデレてくれるようなセリフも。まさに理想の彼氏です。

 

翌朝、会社に行く前のヘアメイクをしてくれるとのことでしたが、主人公の会社に男性がたくさんいると分かると「鼻メガネとお下げで通勤しろ、彼氏命令。」と、ちょっと嫉妬しています。主人公が「えぇー」というと、「自分もパンチパーマにグラサンで仕事に行く」など冗談を言い合う2人。甘いキスをして主人公は出勤。

 

主人公の家に来て挨拶をした綾人くん。おばあちゃんの髪も切ってあげたみたいです。家族の人が布団を主人公の部屋に用意してくれて、同じ部屋で寝ることになりました。

キスをしてたらだんだん盛り上がってきて、甘々へ突入。綾人くんも最初は自制してましたが、主人公が深いキスをしてきて結局リミッターが外れてしまいました。主人公が攻めるシーンもあって、綾人くん上ってきちゃいます。枕に顔を当てて声が出ないように、と1回目とは違って後ろから。終わった後はやっぱり気遣って、優しい優しい綾人くん。

 

綾人くんの勤めているカフェであっている2人。今回のラテアートはカップルのペンギンでした。綾人くん、恥ずかしそう。「今日はカフェで働く最後の日」と告白されました。デート中に見つけた美容院で働くことが決まり、アシスタントからやり直すとのこと。誰かを綺麗にして、喜んでもらう仕事がしたいこと、主人公を通してそう思えることができたこと。「ありがとう。最後のラテと、それが伝えたかった。」

そして最後に呼び止められます。

「愛してるよ。」

 

 

▪︎ステラワース特典「指先に悪戯」

シュークリームを食べている2人。綾人くんがクリームを拭った指を、主人公が舐めてしまいます。すると綾人くんは「ちょっと、変な気持ちになった。」とそわそわ。強引にもう一回舐める主人公。綾人くん盛り上がってきちゃって甘々へ突入。舐めあいっこまで始まっちゃいます。今までは気遣ってる感じが多かったけど、ちょっとお遊びな感じも混じってて可愛かったです。個人的にはしてる時に主人公が綾人くんの耳を舐めるのですが、その時の演技がもう我慢できないって感じがして好きでした。

「またシュークリームかってきたら、さっきのやつやって...?」

 

 

気に入ってる作品なので、あらすじなんて書く予定なかったのに、すごい文字数になってしまいました(笑)櫻井さんを初めて聞いたのは追憶のフィアンセですが、甘々トラックはやっぱりした後に耳元でしばらく息を整えてくれる演技が好きで、今回もそれがあったので満足です。

すごいトラウマの割にはあっさり解決してしまって。展開が不満な方も中にはいらっしゃるでしょうけど、個人的には何も考えずにすんなり聴けるので好きでした。弊害があるより、日常系を好む傾向にあるようです(笑)

櫻井さんの演技はやはり素敵で。主人公の髪を触る時はちょっとフゥーと息を吐いたりして、緊張している様子が細かな演技や声のトーンで表現されていたと思います。

 

長々となりましたが、日常系を好きな人、尽くしてくれる人が好き、かっこかわいいどちらも楽しみたい人などにはお勧めできる作品です。

 

追憶のフィアンセ (CV.櫻井真人)

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追憶のフィアンセ (CV.櫻井真人)

 

トラックリスト

  1. 祝賀会
  2. 遠い距離
  3. 新たな一面
  4. 市場にて
  5. 王として
  6. 本当の気持ち
  7. 歩み寄り
  8. 未来へ

アニメイト限定盤「光の中で」

ステラワース限定盤「暗闇の中で」

 

▼リヒト

国の第二王子。第一王子の兄、クラウスが急逝したため、突如王に即位した。優秀な兄にコンプレックスを抱いていたが、尊敬もしていた。幼い頃からあなたに想いを寄せていたが、兄の許嫁だったため、気持ちを押し殺して過ごしていた。

声は低めです。兄のクラウスは名前は出てきますが、声はありません。

 

▼特設サイト

追憶のフィアンセ/オリジナルシチュエーションCD

 

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「本日は、私共の結婚祝賀会にお集まりいただき、ありがとうございます。」

物語は、リヒト王と主人公の結婚祝賀会からスタートします。リヒトは妻を紹介しようとしますが、主人公は浮かない顔。低い声で怒られ、強引に皆の前に出されます。「結婚の実感が湧かないならば、一日腕を組んで歩くか?」と、提案もしてくれますが、主人公は拒否します。そんな主人公の態度をみて「兄さんに未練があるのかも知れないが、生半可な気持ちで王妃が務まると思うなよ。」と冷たい言葉を吐き、リヒトはどこかへ行ってしまいました。

 

「どうして祝いの場であるこの場に及んでも、俺たちは互いに微笑み合うことすらできないのだろうか」

ここでリヒトの回想シーンが入ります。主人公が亡くなった兄クラウスの許嫁だったこと。父は兄が亡くなったことで精神を病み、国務が疎かになったこと。そして、それを解決するべく、弟の自分が王の座についたこと。王の妻として迎えられたのが、主人公だったこと。

 

部屋に戻って来た、リヒトと主人公。 子孫を残すため、床入りの儀式を行うと言います。ここから甘トラックへ(今回は甘くないけれど。)主人公のそっけない態度に対するイライラから、「服なんか意味がないからさっさと脱げ。」「こっち向け。」と、キツい言葉をかけるリヒト。主人公に顔を背けられてしまい、とうとう言葉を荒げてしまいます。「俺たちの気分で、儀式を中断するわけにはいかない。」と、半ば強引に始めてしまうのでした。

少々乱暴に進めながらも「俺だって…お前が嫌がらないなら…もっと……。」とボソっと心の声が出る場面もあり、自分の気持ちが伝わらないもどかしさや、それからくるイライラ。でも、好きだからひどくも扱う事ができない。そんなリヒトの様子が見られます。最後は「さっさと寝ろ。じゃあな」と部屋を出て行ってしまい、重たい初夜となってしまうのでした。

 

ある日主人公が刺繍をしていると 、リヒトが仕事のために部屋に入ってきます。 初夜からどのくらいの時が経ったのかは明らかではないですが、気まずい雰囲気が続いている様子。仕事をしているリヒトを見て、主人公はリヒトが左利きということに気付きますが、「幼い頃から一緒に過ごしてきたのに、お前は俺の何も見ていなかったんだな。」と暗い表情のリヒト。リヒトは主人公の趣味、食べ物、色などを知っていました。国民に不仲だと思われると厄介なので調べたとのこと。何も自分の事を知ろうとしない主人公を、「もっと俺のことを知れよ」と強引に街へ連れ出します。 

 

商人の服装で街にでた2人。この方が正確な国民の声を聞くことができ、気を遣わせないですむからというリヒト王なりの配慮でした。リヒトはリヒトなりの国政治を考えているようですが、まだ国民には深く理解されていない様子。兄のクラウスは国民にもよく愛されていたこともあり、少しそれがコンプレックスになっています。街での食べ歩きを通して、徐々に打ち解けていく2人。リヒトもちょっと素直になれないところがありつつ、微笑ましくいい雰囲気になってきました。しかし、花屋に立ち寄ったときに、商人たちが、「リヒト王の政治に対して不満を持っている」と話しているのを聞いてしまいます。兄と比べられる発言をされてもぐっとこらえるリヒト。商人たちが近づいてこようとしたので慌ててその場を離れました。

 

近くの使われていない塔に登り、そこでリヒトは展望を語ります。「国ためなら何でもする。どんな誹謗中傷も受けいれる。」そんな姿を見た主人公は、リヒトに言ってはいけないことを言ってしまいます。

「そういうところは、クラウス様に似ている」

コンプレックスな兄の名前を出され、リヒトはまた声を荒げてしまいます。そして「兄さんと同じように触れれば、お前は兄さんを忘れることができるのか?」と半ば強引にしようとするのですが、主人公が泣いているのに気付き、我に帰ります。「悪かった...」と言ってその場を去りました。

 

 その夜、リヒトは主人公の部屋を訪れ、本当の気持ちを告白します。手には花束が。主人公のことが昔から好きだったこと、趣味や好きなものも目で追って自然に覚えたこと、主人公が兄にあげた太陽の指輪が本当は欲しくてたまらなかったこと。そして最後に花束を渡し、「花束をお詫びに受け取ってほしい。いらなければ捨ててくれていいから。」といって部屋を出て行きます。

 

やっとリヒトの気持ちを知った主人公は、リヒトを追いかけ後ろから抱きつき、「あなたに歩み寄りたい。」と言います。リヒトはそんな主人公に思わず抱きつきますが冷静になり、身体を離して「明日一緒にどこかへ出かけよう」と作り笑いをします。そんなリヒトにもう一度主人公が抱きつき、2人でキスをします。「触れてもいいのか?」というリヒトに主人公は頷き、部屋に戻って甘々スタートです。

 

2回目は1回目とは真逆。リヒトも「優しくする。俺を感じて...?」と穏やかな声で話しかけます。素直に受け入れる主人公を見てとても嬉しそう。ずっと想っていた人とやっと向き合えて、余裕がもてないリヒト。結構早くに上ってしまいます。

「兄さんのこと、無理に忘れろとは言わない。けどこれからは、もう少し俺のこともみてくれると嬉しい。....ありがとう。」

 

最後は城の屋上で穏やかな時間を過ごす2人の姿。しばらく時が経ち2人はとても打ち解けています。リヒトも兄に嫉妬することをやめ、「お前が俺を心から愛してくれる日を楽しみに待っている。お前がそばにいるだけで十分。」と、とても大人に成長しています。主人公もよくリヒトに甘えるようになり、自分からキスもするようになっていました。すごくハッピーエンドです。

「愛してる。これからもずっと俺のそばにいてくれ。」

 

 

■ステラワース特典

リヒトが主人公へ花束を渡すところからスタートします。ステラ特典はバッドエンドに近いため、主人公はこのあとリヒトを追いかけません。

リヒトはクラウスの墓を掘り返し、太陽の指輪をはめ、"クラウス"として、主人公の部屋を訪れます。している最中は終始穏やかな口調で、"クラウス様"と呼ばせたり、クラウスがしていた事と同じ事てあげようとして。主人公はそんな彼をみて涙を流します。(たぶんリヒトと分かっている。)「君は昔も今もこの先も、僕のことが好きなんだ。」と、辛そうなリヒト。「夜になったら明かりを消して僕を待って」といい、部屋を出て行きます。

翌日、いつも通り態度がそっけないリヒト。夜のことは知らないとはぐらかします。最後はリヒトの回想で終わります。この先も昼はリヒト、夜はクラウスを演じて生きていくと言い終了します。

 

 

アニメイト特典

本編の3年後の話です。子供も生まれ、リヒトは子守に手こずっている様子。主人公との愛も深まり、楽しく子育ての話をしています。日頃の感謝の気持ちを伝え、話しているうちに甘々モードへ。ちょっとした意地悪も混ぜながら、愛のあるイチャイチャが展開されます。主人公がリヒトにせまる部分もありました。

「お前は、俺の最愛の妻だ。愛おしくてたまらない。」

最後は主人公が上の状態で終わり。今後の明るい未来を話しながら、幸せトラック終了です。

「絶対にお前たちを幸せにする。これから先もずっと一緒にいろよ。....愛してる。」

 

 

 

忘れもがな櫻井さんとの出会いの作品です。ファンタジーとのことで、シチュエーションCD初心者の自分としては、切り離して聴くことができるかなぁと、こちらの作品をチョイスしました。穏やか日常、もしくは全く別の世界の話をしてくれた方が、個人的には聞きやすいのです。

 

アニメイト特典のトラックがとても好きで、「最愛の妻だ」なんて言われてみたいなと思いつつ(笑)ハッピーエンドに終わってよかったなと思います。

本編に限りませんが、やはり櫻井さんの演技はとても素敵。序盤は、もどかしさやらなにやら、とにかく聴いていて本当に辛かったです。リヒトの"自分の気持ちを分かってほしい"という思いと、"主人公を1番に考えてあげたい"気持ちと。クラウス様には申し訳ないけど、リヒトの気持ちが報われてよかったです。

 

ステラワース特典は、無理があるのではと思ったり(笑)兄弟が双子の設定とかなら理解ができるんですけど。弟が兄のふりをして、そこに葛藤があったりとか。いきなりザクザクお墓掘り返してて、えーってなりました(笑)優しくないなぁ蜜華さん。1ミリも救われないとは思ってなかったです。これから聞かれる方は、ステラワース特典を聞いてから、アニメイト特典を聴いた方がいいです(笑)

 

そんなこんなで、ファンタジーが好きな方、櫻井さんの低い声が聴きたい方、リヒトが少々Sなので、攻められたい方にオススメです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

彼と添い寝でしたいコトぜんぶ 永峰環 (CV.佐和真中)

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彼と添い寝でしたいコトぜんぶ 永峰環 (CV.佐和真中)

 

トラックリスト

  1. ぜんぶ大好き
  2. ゆっくりたくさん
  3. キミは僕のもの
  4. ウサギは何匹
  5. 寝息
  6. おはようの後で
  7. 抱っこで寝よう
  8. 二度寝の魔王様
  9. 僕のお嫁さん
  10. 寝息(たぬき)

 

アニメイト限定盤「シャンプーしてあげる」

ステラワース限定盤「おなべは煮えたかな?」 

 

▼永峰環

身長178センチ、27歳。大学時代の同級生で、あなたと六年の交際を経て結婚したばかり。飲料メーカーで企画の仕事をしていて、社内では愛妻家で有名。人当りは良いが、本音はあなたにしか見せない性格。

 

▼特設サイト

彼と添い寝でしたいコトぜんぶ|APRICOT LABEL

 

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仕事の電話が終わり、家の中に入ると環がうたた寝していました。どうやら待ちくたびれて電話している間に寝てしまったみたい。あなたを見つけると「こっちにおいで。」といってくれます。

いちゃいちゃしながら冷えた手を温めてくれたり抱きしめてくれる環。季節は冬のようです。昔は冬が1番好きだったようですが、今はあなたといると全てが特別で1番に感じるとのこと。あなたにも好きな季節も聞いてくれます。

「春が好き?夏が好き?秋?冬?それとも、僕?」

 

「僕は君をちゃんと守れているかな。」という環にうなずくあなた。あなたが環を抱きしめると「君も僕を守ってくれてるんだね。」と、とても愛おしそうな環。

 

「目が冴えちゃったな。もうちょっと起きて、それで、何しようか?...同じこと考えてるかも。...うん。しよ...?」

 

 

甘トラック突入。長くキスをしたり、とにかく甘々だけど、大人な余裕感も感じます。この新婚さん、お互いにお仕事が忙しくて久しぶりだったようです。なので気遣った環がだいぶスローな展開でゆっくりゆっくり進めてくれます。あと、恥ずかしいことを吐息多めで耳元で囁いてきたりするので赤面します(笑)

 

 

終わったあともいちゃいちゃです、この夫婦。くっついているとあなたの耳の後ろにあるホクロについて触れる環。自分しか気付いていないモノと嬉しそう。

「君は僕だけのものだし、僕は君だけのものだよ。」

2人で寝る前にお風呂に入ることになりました。

 

 

お風呂から上がった2人。お風呂でナニがあったらしく、余計に目が覚めてしまったみたい。責任を持って、環があなたを寝かしつけることになりました。羊を数えることになりましたが、アルパカが浮かんでしまう環。羊の代わりにアルパカを数え始めます。聞き手としてはクスッとしてしまいます。

笑ってしまうあなたに、「好きなものを数えてあげるよ、僕以外で。」といいます。ウサギを数えることになりますが、キスのいたずらを混ぜたり。結局あなたは寝てしまいますが、はみ出した手に布団をかけたり、とても優しい旦那様でした。

「おやすみ。」

 

 

寝息トラック。これはこのシリーズの名物ですね。なんか聞いていると落ち着きます。

 

 

明け方に目が覚めてしまった環。ヨダレのあとが可愛いといってくれますが、あなたは恥ずかしそう。目覚めてしまったので雑誌を見始めます。服の話題を通して、お互いの理解と愛情を確かめる2人。だんだん気持ちが盛り上がってしまって....

 

 

今度はあなたが環にしてあげるところから甘々トラックがスタートします。我慢できなくなって途中で交代。背中にいっぱいキスしてくれます。そのまま後ろから〜。最後は前から〜。環は頑張りすぎてしまったみたい。夫婦揃って二度寝に入ってしまいます。

 

 

目が覚めたらもうお昼近く。起きた環の髪の毛は爆発していました。ツノのような寝癖がついていて魔王のよう。魔王の真似をする魔王様かわいいです。ずっとくっついてすごすといいますが、空腹には勝てず2人で起きることに。

 

 

ご飯を食べ終わると環はまた眠たくなってしまったみたい。あなたは環のそばで添い寝をします。結婚式の誓いの言葉を思い出す環。

「一生大事にするから。安心して僕のそばにいて。愛してるよ。うん...愛してる。」

いちゃいちゃしたいけど、眠気に勝てない環。

「続きは、目が覚めたらね。おやすみ。」

 

寝息トラック 〜狸寝入り。笑ってしまう環かわいい。本編はこれにて終了です。

 

 

アニメイト特典

環が走ってゼーゼーしながら家に飛び込んできます。どうやらあなたは電車のホームで転んで突き指をしてしまった様子。環は大きな怪我だと思って慌てて帰ってきたんですね。

「怪我って...これ?」大事だと思ったのに指だけの怪我で拍子抜け&安心してしまった環。手が使えない奥さんのために、シャンプーをしてあげることになりました。

 

おかゆいところはありませんか?」

綺麗に髪を洗ってあげる環。でもだんだん気持ちが盛り上がってきて、甘々な展開へ〜。

 

最後はお風呂上がりのシーン。「シャンプーするだけだったのに。」と自分自身に反省気味な環。今日みたいなのもいいけど、奥さんが怪我をするのはやっぱり嫌だよと改めて思ったようでした。

 

 

 

これ以上甘い添い寝が(添い寝ってレベル超えてるけど)あっていいのかっていうくらいに、甘々な添い寝でした。

設定では"交際6年を経て結婚"って書いてあるけど、Honeymoonの澤田律 夫妻同様、この2人はマンネリなんて言葉とは一生無縁で生きていきそう(笑)

 

今までかっこいい役、年下の人懐こい役など、いろいろやられてきた佐和さんではありますが、環の穏やかで愛妻家な様子を表現するためでしょうか、かなりゆっくり喋ります。一つ一つの言葉を奥さんに伝え、奥さんの言葉にちゃんと耳を傾けてくれます。聴いた誰しもが、「こんな旦那様素敵!」と思うはずです。

 

2015年1番聴いたのではないかという癒しCD(笑)添い寝シリーズ結構出ていますが、ダントツでこれが好きです。2番目は陸くんの添い寝CDかな?結構アプリコットさんがわたしのツボをついてきて、いやはや...いい企画たててくれます(笑)

 

というわけで、佐和さんが好きな人。素敵な旦那様に癒されたい。ゴロゴロしながら聞きたい。そんな方にオススメです。仕事から帰ってくる人はシチュエーションが多少かぶるので、ターゲットの方は是非とも。癒されますよ!

 

 

イヌ科ダーリン 戌井惣介 (CV.佐和真中)

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イヌ科ダーリン 戌井惣介 (CV.佐和真中)

 

トラックリスト

  1. 犬のような彼
  2. お泊りは突然に
  3. 優しい彼氏
  4. すごくかわいい
  5. 初恋
  6. 信じてる
  7. たくさんの大好き
  8. あのとき言えなかったこと

アニメイト限定盤「なかなおりの後で」

ステラワース限定盤「もっと甘えたい」

 

▼戌井惣介

身長182センチ。大学三年生で、一人暮らし。あなたの家の隣に住む同い年の幼馴染で、幼稚園から中学校まで同じ学校。素直で人懐っこい性格だが、中学の頃からお互いを意識してしまって口をきかなくなっていった。玉城斗真(ネコ科ダーリン)は、惣介にとって幼馴染で弟のような存在。一歳年下の妹がいる。

 

▼特設サイト

イヌ科ダーリン|APRICOT LABEL

 

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「すみません。...て、あれ...?」

大学の帰り、スーパーでお買い物途中、惣介と出会います。幼馴染だけど、大学生になってから会うのは初めてな様子。一人暮らしをしているみたいです。久しぶりだから話そうと誘われ、近くのカフェへ。

主人公の弟と、惣介の妹は最近付き合い始めたようです。(→この2人のお話がネコ科ダーリンになります) 惣介は主人公に彼氏いるの?と探りを入れてきます。彼氏がいないと知り、嬉しそうな惣介。そこへ電車の遅延情報のメールが入り、流れで惣介の家に泊まることになります。

 

惣介の家あがる主人公。惣介は落ち着きなく喋りっぱなしです。思春期でしゃべる機会がなくなってしまったので、またこうして話すことができて、嬉しいとのこと。中学の話になり、惣介はバスケ部に所属していたけど、主人公が見にきてくれた試合で負けてしまった、と思い出話に浸ります。

場面は切り替わってお風呂上がり。惣介がドライヤーをかけてくれます。「前の髪型と今の髪型どっちがいい?」と主人公に聞かれて、「どっちもいい。」と答える惣介。ドライヤーが終わり「こっち向いて。」と言われたので惣介の方を向きます。ここでしばし沈黙の見つめ合い。動揺する惣介。

「お前さ...あんまそうやって人のこと見るなよ。男相手には絶対ダメだ...勘違いされるから...」

 

寝るときはベッドを主人公のために空けてくれ、自分は雑魚寝でいいと言ってくれる惣介。主人公は電気を消してもらったけどなかなか寝ることができません。そんな主人公に惣介はポンポンして寝かしつけてくれます。

 

次の日の朝、惣介は主人公を寝かしつけたまま寝てしまったようです。疲れがとれていないのではと思った主人公は立ち上がり、無理矢理惣介をベッドで寝かそうとします。主人公の押しでベッドに寝転がる惣介でしたが、「俺の隣にいて。布団の中。変なことはしないよ。」と主人公にお願いを言います。承諾する主人公。

「ありがとう。すげー落ち着く。幼馴染だからかな?...いや、たぶん...お前だからだ。」

ここで惣介に告白されます。「付き合ってるやついないんだろ?好きなやつもいないなら、俺と付き合おう。」と押され気味に付き合うことに。惣介くん、舞い上がってもう眠れないとのこと。

 

 

場面は2人のデートです。主人公より早く待ち合わせ場所に来ていた惣介。ウキウキ具合が伺えます。公園のベンチでジュースを飲む2人。付き合ってから1ヶ月だそうです。

「ねぇ、俺の方見て?缶を置いて、手...こっち...」

改めて「好き。」と言葉にしてくれる惣介。主人公はとても喜んでいます。主人公からも好きといわれて抱きつく惣介。「キスしていい...?」と聞いてきます。初キスです。かわいいを連呼されて主人公(いや、私がか?w)真っ赤っか。

そこへ主人公の母からお使いの電話があり帰ることになりました。「帰りたくない。」と抱きつく主人公に惣介はヨシヨシしてくれます。次の金曜日に惣介の家に泊まる約束をし、駅まで送ってもらいます。

「あのさ...前に泊まった時とは違うの、わかってるよな....?だから...彼女相手に、我慢とかできないよって話...」

 

 

約束の日、ご飯を食べ洗い物が終わったところに、惣介が後ろからハグしてきます。ずっと我慢していた、といい、甘々スタートです。

ここでも"かわいい"を連呼されて主人公も恥ずかしそう。惣介はあまり慣れてない感じが出つつも、吐息交じりに耳元で囁いたりとちょっと手馴れてる感もあったり。主人公からしようとするシーンもありますが、「今日は俺にさせて。」と言われます。

惣介は優しく、「苦しくない?平気?」ととても身体を気遣ってくれます。登るときも主人公が先、「続きしてもいい?」と聞いてから自分。幸せいっぱいフィニッシュです。

「俺の彼女になってくれて、ありがとう。」

一緒にシャワーを浴びたいと甘える惣介。2人でお風呂へ入ります。今度惣介の妹の誕生日があるので、実家へ帰ると報告されました。

 

 

惣介の妹へのプレゼントを一緒に選んだ2人。でも妹カップルは誕生日で出かけてしまった様子。(この話もネコ科ダーリンで出てきます。) 主人公は惣介の実家へ遊びに行きます。

部屋からアルバムが出てきて、惣介のバスケの試合の写真を見つけます。そこである写真に目が止まりました。客席に主人公が写っている写真でした。友達から貰って大切に持っていたそうです。

この頃から主人公のことが好きで、でも気持ちに気付いたらしゃべれなくなってしまったとのこと。それを聞いて主人公もずっと惣介が好きだったことを告白します。「抱きしめるだけで我慢する。」と言っていた惣介でしたが、ずっと両想いだったことを知って我慢できなくなってしまいました。

「大好きな人を床に押し倒すわけにはいかない。好きだよ...。」

2回目の甘々スタートです。またまた"可愛い"の連呼。「今日はたくさん優しくしたいから、あまり俺を...煽らないで...」と、ちょっと余裕がなくてセクシーな惣介。途中で主人公が主導権を握るシーンもあります。後ろから、最後は前からして終了。結構激しめです。

 

 

翌朝目覚めた2人。惣介は幸せすぎてあまり眠れなかったとのこと。朝ごはんを食べてから出かけることにしました。

歩いていると中学のバスケ部員を見つけました。それをみて思い出話に浸ります。惣介は、大会の帰りに主人公に告白する予定だったけど試合に負けてしまって言えなかったらしいです。ずっと言えなかった分、たくさん「好きだ。」ときってくれます。

惣介からプレゼントでかわいいブレスレットを貰いました。ずっと主人公を想い続けていた惣介。夢が叶って嬉しい様子。プロポーズまではいきませんでしたが、将来を約束して物語はおわり。

 

 

アニメイト特典

主人公が部屋にいると、窓の外から惣介が呼びかけてきます。カーテンを開けると、気まずそうな惣介が。「えっと...中...入ってもいい...?」もごもごしています。すこし重たい空気。2人は喧嘩していたみたいです。惣介が「ごめん。」といい、主人公も謝って仲直りできました。

 

「もう喧嘩なんて、2度と嫌だよ。」

仲直りの甘々が始まります。珍しい惣介のおねだりに主人公も応えます。喧嘩してる時はちょっと泣きそうになるくらいだったそうなので、いっぱい身体を求める惣介。机を使って後ろからした後はベッドへ移動。向き合ってして終了です。

仲直りあとの〇〇とのことで、結構燃えた模様。「お前をずっと抱きしめていたい。」と、このまま惣介はお泊り。

「愛してるよ。もう絶対に、喧嘩なんてしない。」

キスをして終了です。

 

 

 

まずは、この作品好きすぎる!レビュー見てると「犬感がない」とかよく見かけるんですけど、大きなゴールデンレトリバーに癒されている気分でした。

犬というと、どうしても人懐こくて、ひたすらに甘えてくる感じを想像してしまうのだけれども、惣介ワンコは大型犬ですごく大きくて守ってくれる感じ。私はライターさんを評価します(笑)

シナリオやキャスティングにもそんなところが現れているように思いますし、たまに甘えたり、ずーっとそばにいてくれる感じは、とてもコンセプトに近いところがあったと思いますよ。

 

個人的に好きなシーンをあげると、アニメイト特典の方でしょうか。「いいよ...耳舐めながらだと気持ちいいんだろ...?」というセリフがあるのですが、(書きおこすと恥ずかしいセリフですねw) この時の佐和さんの声のトーンが反則すぎるくらいに優しくて好きです。ちょっとふふっと笑いながら言うんだけど。ステラしか聴いてない人にごり押ししたいです(笑)

日常のシーンも当然ながらよかった。最後の将来の話をするシーンはホッコリしました。またもや佐和さん演技に脱帽です。

 

あと、ジャケの話になりますが、イラストレーターのまいねさんの絵は素敵ですね。ささ恋も担当していらっしゃいますけども、"イケメン"に定評があるだけあって、惣介本当にかっこいいです。もしダーリンシリーズの続編があるのであれば、ぜひまたイラストを担当していただきたいものです。

 

大きな愛に包まれたい、幼馴染との恋愛に憧れる、佐和さんが好き、かわいいってたくさん言ってもらいたい(笑)、そんな方にお勧めする作品です。