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好きになってはいけない彼 - 親友の彼氏 百々瀬結斗 (CV.魁皇楽)

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好きになってはいけない彼 親友の彼氏・百々瀬結斗 (CV.魁皇楽)

 

トラックリスト

  1. 近くて遠い、二人の夜
  2. 選択の時~YES or NO~
  3. the SWEET Night
  4. the BITTER Night

アニメイト限定盤「after the SWEET Night」 

ステラワース限定盤「after the BITTER Night」

 

▼百々瀬結斗

大学生。あなたの親友の彼氏。過去にあなたのことが好きで告白したことがあるが断られている。あなたとはいわゆるセックスフレンドの仲。after the BITTER Nightでは社会人に成長している。

 

▼公式サイト(ブログ)

好きになってはいけない彼: みつぼみ

 

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「そこのペットボトル、もらっていい?」

いきなりのピロートークからスタートします。主人公はだいぶ気遣いさんな様子。腕まくらも重いからと断りますが、結斗くんが大丈夫だよと言ってくれました。

結斗の彼女の親友は、結斗との同棲資金を貯めるために、バイトに明け暮れているみたいです。「今、あいつの話はしたくない。」と結斗が言い、親友の話は強制終了。

ここから甘々へ入っていきます。けれどもこの2人はセフレなので、口へのキスはなし。親友の話も途中でしたり、ちょっともどかしいです。結斗のリードで進んでいきますが、セフレというだけあって、表現も結構ストレート。

結斗は攻めている時も攻められている時も、終始落ち着いている感じです。魁皇楽さんのトーンが優しすぎて、激しいわけでもないのに凄い満たされます。セフレだけど、本当はお互いが好きなので、あっさりした感じはなく、愛がある感じです。だからこそ、2人の間にある壁が余計にもどかしい...。

 

「あいつに言ってもダメか?」

終わったあと、結斗は親友との付き合いに終止符を打とうとするセリフを言いますが、主人公は"親友を傷つけたくない、でも結斗も大切にしたい"と思っている様子。「残酷だよ。」と結斗は言いますが、「俺がお前から離れられない以上、このままでいるしかないってことだよな。」と言って、主人公をお風呂に誘い、この場面は終了します。

 

 

結斗から電話がかかってきます。内容は、親友がついに結斗と来月から同棲をすることを決め、将来(結婚)のことも真面目に考えている、ということでした。

「あいつを泣かせたくない、苦しめたくない。けど俺が本気で思っているのは...。」

「同棲、したほうがいいのか?」

 

 

ここから分岐です。

 

まずはthe SWEET Night。

結斗は親友に、「主人公の事が好きだから付き合えない」と伝え、別れてきたと言います。親友は「相手が主人公なら仕方ない。」と、別れを決意したと言います。結斗は、昔主人公が親友のために自分を振ったことを知っており、もう一度告白し直します。

「文句は後で聞く。俺と付き合ってくれ。」

 

ここから場面が変わり甘々スタート。もうセフレではないので口へのキスも普通にします。「今度から重いもの持っていたら、俺が持っていいんだよな。お前の彼女だもんな。」と、嬉しそうな結斗。ちょっと聞いていて恥ずかしくなるセリフも多いです。

主人公は結斗に対して、初めて「好き」といいます。「俺も好きだよ。大好きだ。ずっとずっと、好きだった。」と泣く結斗。儚い感じが半端ないです。最後は2回目が始まったところでフェードアウトです。

ハッピーエンドと言いたいけど、親友には2人がセフレだったことは内緒のままですし、80%くらいのハッピーエンドでしょうか。個人的には、後に書くthe BITTER Nightからのステラ特典が100%のハッピーエンドかなと思いました。

 

 

 

続いてthe BITTER Night。

こちらはSWEET Nightとは違って、これから"親友と別れる"ということを主人公の家まで伝えに来た場面からスタートします。魁皇楽さんもインタビューで話していた、主人公に「NO」と言われるシーンは、魁皇楽さんの演技力が光りまくります。

 

「俺は自分に正直になりたい。俺と付き合ってほしい。」

主人公の答えは「NO」です。「今夜でこの関係は最後にする。」といわれ、動揺した結斗。主人公を押し倒し、声を荒げて強引にキスをします。そのあとは、泣きながら絞り出すように主人公への気持ちを口にします。

「お前は...絶対に...俺のものには...ならない....」

ここからは、過去の思い出を振り返りながら進んでいきます。「忘れない...忘れない...」と何度もいう結斗に胸が痛くなります。この2人、"初めて"を一緒に卒業したんですね。

結斗は最後だからと明かりも消してくれません。主人公が避妊のためにピルを飲んでいたことも知っていました。「お前は、そこまでして俺を選びたくないんだな...」と、強引に生でします。

「好きだ...好きだ...お前といたい...」

そんな結斗の願いは叶うこともなく、主人公も泣きながら、苦しい苦しいフィニッシュです。

 

翌朝、結斗は主人公の家を出て行きます。

「お前を想っていた時間、俺は幸せだった。お前への想いは置いていく、でもお前との時間は忘れない。」

 

 

■ステラワース特典

おそらく5年近く時が流れています。主人公と結斗は、親友の結婚式に招待され、ホテルのバーでお酒を飲んでいました。親友と結斗は就職を機にぎくしゃくしてしまい、3年前に別れたとの事でした。親友は旅行会社の人と結婚し、式に2人を招待したようです。

実は親友は、結斗がずっと前から主人公のことを好きだったこと、まだ忘れられていないことも知っていました。親友は主人公に「結斗を幸せにしてあげて欲しい。」と告げ、決意した主人公は結斗に本当の気持ちを言います。結斗は驚きながらもその気持ちを受け止めました。

 

場面を変えて甘々スタート。長い月日を越えて気持ちが通じ合い、幸せいっぱいの2人。

主人公は結斗と別れてから誰ともしていないようです。久々ということもあり、結斗は主人公が痛くないように、丁寧に丁寧に扱ってくれます。

終わった後は2人は本当に幸せそう。本編では聞けなかった言葉をやっと聞けました。

「好きだ...お前を、愛してる。」

 

 

アニメイト特典

付き合い始めてから長い時間が流れたよう。水族館からの旅館お泊りデートのお話でした。主人公は親友のことをまだ気にしていて、話題に出ると後ろめたい気持ちになる様子。

結斗はそんな主人公に、優しい気遣いの言葉をかけてくれます。結斗の中では親友とのことは、ちゃんと良い思い出として消化できているみたいです。

膝枕していたら、主人公の浴衣が濡れてしまって、それを理由に脱がせるところから、甘々スタート。初めての和室。

声が漏れるからと後ろから。突拍子もない展開はなく、ひたすら愛されてフィニッシュです。

 

 

大学生の結斗と社会人の結斗で、声のトーンを変えてきたのでドキッとしました。魁皇楽さんすごい。ステラワースになると、声だけで結斗が大人の魅力を増したのが分かります。

生々しい話をすると、しながらキスをするシーン時は動いてるので、たまに口が離れちゃって〜とか、そのあたりの細やかなエロを魁皇楽さんはリアルにやってくれますね(笑)久々にした時の「きっつ...!」というセリフもなんか妙にリアルで、どこで覚えたんだか経験豊富なんだか。ちょっと笑ってしまいました(笑)

ストーリー展開としては、上記で述べたように、本編ビター→特典ビターが1番納得できる終わり方です。特典ステラは特に良い。最後に「愛してる」と伝えられるシーンはぐっとくるものがあります。

本編のみでも、4トラック中 3トラックが夜トラックなので十分なボリュームかと思いますが、特典と合わせて聞くと100点が1000点になるくらいの満足感を得られるので是非合わせて聴いていただきたい作品です。

オモテ魁皇楽さん好きの未成年さん(笑)は、是非オトナになってからこのCDを聴いて、キュンキュンしてください。